電人ザボーガー 3話

電人ザボーガー」3話、「大暴れゴリゴング」

電人ザボーガーの3回目。Σの大会議(といっても、悪之宮博士とミスボーグのほか、7人しかしないんですが)がまだ続いている。ところが、のっけから悪之宮博士が「この中に裏切り者がいる」と言い出す。これから出すワインを飲むと裏切り者だけは死んでしまうのだそうだ。そんな便利なものをどうやって作ったのかと思っていたら、エレキアンデスがぶるぶる震えている。

「それはただのワインだ。おまえだな、エレキアンデス」と悪之宮博士。ハッタリかい。「おまえは大門豊とザボーガーにつけられたな」って、博士がエレキアンデスを迎えに行かせたはずでは?エレキアンデスは、こうなったらとばかり、博士を電撃銃で撃つが博士の椅子にはバリアーが張られていたのでした。当然エレキアンデスは死刑。さらに、ゲラゲラ笑っていたヨロイバロンも、「きさまの謀反指数は99だ」とよくわからない難癖をつけられ、ブラウン管に「99」の文字が出てきて、結局死刑。Σ団すごいなー。死ね死ね団みたいだ。

今度は怪人ゴリゴングが新宿に現れたと聞いて、大門とザボーガー、警部が新宿に集合。まだ西口の高層ビル群は工事中で、ロケも工事現場でやっている。74年の新宿ってこんな感じだったのか。

しかし新宿に現れたのは、ただのホログラムで、本物は原子力研究所に現れてウランを強奪してました。大門は研究所に急行するが、ゴリゴングにぶんなぐられて、あっさりやられてしまう。

博士の作戦は、ゴリゴングに水爆を仕掛けて東京を吹っ飛ばすこと。ビルの上にいるゴリゴングを新田警部がライフルで狙い撃ち。落ちてきた人質の美代ちゃんはザボーガーが助けるが、ゴリゴングはなにげに平気。その後は、どこかわからない野球場でのファイト。ゴリゴングの胸に水爆が仕掛けてあるので、飛び道具が使えない。しかし凍結液でゴリゴングを一時凍らせてドライバーで水爆を外しました(笑。水爆もチョロイな。

ザボーガーのラジコンヘリで、博士の誘導電波を止めて、ザボーガーの必殺技で始末。ザボーガーの耳についているブーメランカッターをつかうと、ザボーガーがハゲ同然になってしまってけっこうまぬけだ。

そして予告編は「かくして勝利はわれわれのものよ。くやしいか大門」という博士のありがたいナレーションでおしまい。ピープロ特撮はおもしろいなあ。