ブラタモリ 「江戸の盛り場 両国」

ブラタモリ 「江戸の盛り場 両国編」

再放送されたブラタモリ。今回は江戸の盛り場=繁華街、場所は両国。

案内役は陣内秀信氏。両国が盛り場になったきっかけは、明暦の大火の死者を弔うために回向院が建立されたこと。その近くの火除け地に見世物小屋が建って盛り場になっていったという話。

両国橋西詰めの辺りには、昔の遊郭建築が残っていたりする。昔の花柳街。古い合鴨料理屋がある。昔の名残をとどめているのが薬研堀不動院

両国橋東詰は回向院、両国国技館がある。両国の花火大会は江戸時代からの大きな見世物。昔の江戸の繁華街は、江戸城の東側に偏っていたということがよくわかる。陣内先生は、両国橋の東側は寺社地だったのでより自由度が高かったと言っている。

回向院の境内には、オットセイの供養塔があったりする。回向院のお坊さんは、昔は境内にスケートリンクもあったと言っている。もちろん両国なので相撲取りのための力塚がある。両国国技館ができたのは明治42年。昔の国技館はとてもモダンな雰囲気の建物だ。

そして現在の両国国技館へ。この日は興行がないのでしまっているが、もと栃東の玉ノ井親方が内部を案内。中に土俵がなく、機会じかけで地下からせり上がってくる構造。タモリは土俵に触らせてもらえるが、久保田アナウンサーは見てるだけ。土俵は場所のたびに壊して作り替えているとのこと。

次に国技館の地下へ。ここにあるのは診療所。さすがにベッドもでかい。次に花道へので出口。その奥にあるのは行司部屋。若い行司さんが番付表を書いている。番付表はさすがに手書きだった。それから支度部屋。関係者以外立ち入り禁止の文字が。支度部屋でも番付によって座る位置が決まっているとのこと。力士がけいこに使う鉄砲も映している。

さらに新弟子が稽古をする相撲教習所。ちゃんと新弟子のための歌があり、親方がそれを歌っている。この歌が高校野球の校歌みたいでなかなかいい感じ。

相変わらず普通は見せないところがどんどん出てきておもしろすぎのブラタモリ。今回も満足度高し。