怪奇大作戦 24話

怪奇大作戦」24話、「24年目の復讐」

女(かなりあばずれっぽいところに、かなり意図を感じるけど)とデート中のアメリカ兵が「黒い人間」に海に引きずり込まれるというおはなし。横須賀という設定なので米兵は水兵さん。岸田森がセーラー服の水兵コスプレをやってるけど、似合ってないよー。

犯人役は死神博士天本英世。若いわー。というか死神博士以前の天本英世をほとんど知らないのでけっこう新鮮。そしてロケを実際に横須賀でやっているので、1960年代の横須賀が見られる。いまと同じなのは記念艦三笠だけ。遠景の撮影が多いが、特飲街もちょっと映っていて、むかしの横須賀がわかってちょっといい。

しかし米軍の機銃掃射で死んでしまう岸田森の姉とか、アメリカ兵と戦争を続けているという設定の天本英世とか、単に戦争の記憶が続いているという感じではなくてちょっとイヤ。それに明らかに第二次大戦の日本軍の駆逐艦っぽいアメリカの軍艦に自爆ボートで突っ込んでおわりって、なんなの?だいたいアメリカ兵が2000人も乗っている軍艦が自爆ボートで沈んだのに、事件解決?おかしいでしょ。おまけに12月8日は何の日だと聞かれて、町田警部やら所長がすぐにわからないのも変。なんだか後味よくない。