チャージマン研! 36話

チャージマン研!」、36話

36話 「戦慄!悪魔の病院」 キッズステーションで放送を飛ばされた回。YouTubeで何とか見たが・・・、これはけっこうすごかった。

病院で赤ん坊が生まれ、喜ぶ父親。しかし看護婦は暗い顔。父親は赤ん坊を見て叫び声を。ここでは赤ん坊の姿は映らない。その頃病院の調理室には医者が現れて「君たち、なぜ指定通りの食事を作らないんだ!」と調理師たちを追及。しかし調理師(全部女)は全員気味の悪い青い顔色。調理師長のおこたえは「生まれてくる子供はこの料理に仕込んだ工場廃液のおかげでみんな人間の形にならないのさ。ただのガラクタになる。やがて地球上には人っ子ひとりいなくなるんだ」というもの。調理師長の目から出た怪光線で医者はあっさり死亡。

調理師たちが食事を配ろうとするが患者の姿がない。そこに現れるチャージマン研。「チャージマン!殺してやる!」「それはぼくの言う言葉だ」って、このやりとりもなにげにすごい。しかもこの病院で調理師をぜんめつさせた研は、他の病院でも同じ計画が実行中だと知って、ひとつひとつ病院を回って調理師たちを皆殺し。最後の病院では食事が体にかかっただけで、調理師たちは皆溶けてしまう。どんなものすごいものが入ってるんですか・・・。調理師たちはジュラルなのだが、最後までジュラルの姿を現さないところもブキミ。病院に赤十字のマークが入っているものがあるが、それって日赤病院ってことだろう。やばくないか???

魔王様は子供全滅作戦=マッドグリーン作戦の失敗にお怒り。とどめに、研が「奇形児のニュースをきいてぴんと来たんですよ」てなことを言っている。これ、1973年頃といってもよく放送できたな・・・。リアル子供だったら真剣にコワかったと思う。それより、このエピソードを現代にそのまま放送したAT-Xはえらすぎる。キッズが放送しなかったのも、まあしかたなし。