ももいろクローバーZ×初音ミク コラボライブ in ドルトムント

ももいろクローバーZ×初音ミク コラボライブ」 「文化庁メディア芸術祭 ド​ルトムント展 2011 プレ​オープンイベント」、ニコニコ動画、2011.9.10

ニコ動で夜中の3時からやってる、ドイツ、ドルトムントからの生中継。こんな時間なのに、視聴者4万人くらいいる。こわいなー。ももクロはいきなり出てきて、10曲近く歌った。1時間弱、がっつり。

こういう日本のガールズポップみたいなのは、ドイツ人的にはどうなの?最初は、日本人客以外はきょとんとしている感じだったが、終わりの方は前の方の客はそれなりにノッてきていたような気がするけど・・・。

ももクロは日本のライブと同じくぴょんぴょんはねていた。日本のライブのような盛り上がり抜きでもいつものペースを崩さずに最後まで通しきったのはエライ。当然全部歌は日本語なのだが、ナレーションの部分なんかはドイツ語の字幕をつけてあげてもいいのに。ドイツ語での簡単なスピーチをメンバーがやっていたのだが、ほとんど途中で忘れてしまい(1分くらいはあるスピーチだった)、立ち往生になってしまったのはご愛敬。まあ気持ちだけは伝わっていたのではないかと思う。

ざんねんなのは、ステージが低すぎる。前の方の客やカメラで中継を見ている人は見えるが、後ろの方の客は舞台上がほとんど見えないだろう。初音ミクの時には後ろの大スクリーンや舞台上の小さい透過スクリーンを使っていたので場所関係なく見えているけど・・・。

前半の激しいダンスでテンポの速い曲を歌いまくるももクロのステージと、後半のsasakure.UK feat.初音ミクのパートはぜんぜん雰囲気が違うのだが、両方を知っている人でなければかなり面食らいそう。初音ミクライブは、映像に初音ミクがすくなくて、幾何学っぽいグラフィックスが・・・。もっとミクを出せばいいのに。もったいない。

コラボライブということになっていたが、厳密にはほんとにコラボしたのは一曲だけ。ももクロの最後の曲で初音ミクのダンス映像が小さい透過スクリーンに映ったのみ。これも何か工夫があったらよかった。まあ金曜日の夜中に楽しい時間がすごせてラッキーだった。ニコ動ありがとう!