バビル2世 21話

「バビル2世」21話、「赤ちゃんは超能力者」

バビルの名を口走る赤ん坊がいることを古見一家が知るのだが、ヨミは早くもそれを察知して赤ん坊を誘拐。さらに、赤ん坊の超能力を利用して暗示を掛け、ロプロスとポセイドンを操ってバビルの塔を襲わせる。

バビル2世はヨミの攻撃で負傷していて、カプセルの中で眠ったまま。あわやというところでやっと目をさましてロプロスとポセイドンは撤退。しかしバビル2世とヨミは双方から赤ん坊をコントロールしようとして神経戦に。ヨミはトレーラーを基地にして、石油コンビナートに逃げ込み、コンビナートに火をつけてバビルの攻撃から逃れようとする。

バビルは赤ん坊のトレーラーを探し当てるが、ヨミはトレーラーごと爆破して自分は逃げていく。赤ん坊はなぜかピンピンしている。ロプロスとポセイドンが火を消して、バビルは赤ん坊を日本に連れ帰ってめでたしめでたし。連れて帰った赤ん坊は、超能力を表に出すと危ないことを知って、バビルの名を口にするのをやめるのでした。

三人目の超能力者がいて、それがヨミにもバビルにもコンタクトでき、両方の言うことを聞くという設定がおもしろい。原作の、二人が三つのしもべをともにコントロールできる設定を一部取り込んでいる。ここをいじると、より話が広がるのに、もったいない。