ブラタモリ 東京タワー 芝

ブラタモリ 東京タワー 芝」、2011.3.10

とっくに放送が終わっているブラタモリ。最後の2回分を見ていなかったので、まずこの回を見た。地震の直前だったんだと気づくと感慨深い。

まず増上寺。案内人は建築家の伊坂道子という人。増上寺の山門は江戸初期の建築が都心にそのまま残っている希有な例。増上寺に入ると執事のお坊さんが出てきて、山門の上にのぼらせてもらっている。増上寺はもともと丘になっていて、東京タワーもその敷地内の高台にある。めずらしく地形模型を出してきて、それを使って説明している。

秀忠公の霊廟の昔の写真が登場。本物は空襲で焼けたとのこと。霊廟はえらい広さで、芝丸山古墳はそのとなりにある。以前は霊廟の敷地の一部はゴルフ場だったとのこと。

次に松蓮社という小さなお寺に。ここは家光公の息女をまつった寺で、人力で掘った洞窟がある。これは言われないとわからないわ。

そこから浜松町駅へ。建設当時はこの東海道線が海岸線のラインになっていたとのこと。近くの水路から船を借りて、明治時代に鉄道ができた当時にできた煉瓦造りの橋脚を見にいく。ここも鉄道建設の様子がCGになって映される。

次はロケ日が変わったらしく、光が変わったが、愛宕山へ。ここはかなり急な石段がつづく。古代には愛宕山江戸湾にのぞんだ岬の先端だったそうで、それも地形模型でよくわかるようになっている。愛宕神社といえば曲垣平九郎だということで、愛宕神社の石段を実際に馬で登った人の記録映像が出てきた。きつい石段をほんとうに馬で登っている。馬も災難だ。

そこから一行は東京タワーへ。東京タワーの広報の人が案内役として登場。東京タワーは建設当時の記録映像が出てきた。ここは映画を観ているので余裕。そこから一行はタワー内部の送信機室へ。NHK教育のアナログ放送の送信機がある部屋に入っている。入り口は当然モザイク。東京タワーの送信設備は、スカイツリー完成後も予備送信機として残るらしい。

東京タワーの食堂でパフェを食べた後、タワーの外にある階段へ。ロープとヘルメットをつけていてものものしいが、この階段は第一展望室と第二展望室の間で、保守用に使っているもの。高所嫌いのタモリはかなりイヤそうにしている。

増上寺はこの前行ってきたのだが、今度はもっと気をつけて見てみなければ。