真夏の薔薇 37-38話

「真夏の薔薇」、37-38話

安永亜衣が出産寸前でうめいている最中、入江達也は泉本のり子と抱き合っている。かかってきている電話(たぶん出産の連絡)は無視。

しかも泉本のり子と事後に裸で寝ているところに、福家美峰が訪ねてきて扉をどんどん叩いているのに、これも無視。しかしさすがに気にはしているらしく、タンスに入れていた安産のお守りを見て、病院に行くのをやめてしまっている。だいじょうぶか?

安永亜衣は安産だったらしく、子どもを抱いてニコニコしている。病室には、池田政典、姿晴香小野寺昭、おばあちゃん、福家美峰と、関係者せいぞろい。いないのは入江達也だけ。入江達也はその晩も「もんしろ蝶」でウィスキーをあおっている。そこにやってきたのが池田政典。子どもの話を聞かされて、さらに自己嫌悪になっているようす。

入江達也はやっと病院に出て、安永亜衣の病室の前を通るが、中には入らずに行きすぎる。そこにいきなり部屋から出てくる安永亜衣。「どうして子どもの顔も見てくれないんですか」「俺にそんな資格なんかないんだ!」と去ってしまう入江達也。

安永亜衣は退院して、家でみんなとなごんでいる。そこに現れる池田政典と福家美峰。まさか、この二人はこれからデキちゃうのか?安永亜衣は、子どもの名前は入江達也につけてもらうと宣言。

その晩、入江達也の家を訪ねていく安永亜衣。まだカギをもってたのか。そこに入江達也が帰ってくる。「この家にはもうおまえのものなんかないぞ」「あるわ。思い出が。」クサイ会話だなあ・・・。「子どもの名前なんか稲彦につけてもらえ、どうせ流産した稲彦の子どもの生まれ変わりだと思ってるんだろう」とどなる入江達也に「ひどい!ひどい!」としがみつく安永亜衣。そりゃひどいよね。

福家美峰と外で会っている安永亜衣。名前をつけてもらうのはあきらめたが、その代わり「靖顕さんの名前から字をもらうわ」と安永亜衣。福家美峰は「池田政典がお兄さんだったらよかったのに」とか言っている。あんた、やっぱりそういうことだったんですか。

福家美峰は入江達也の家で安産のお守りを見つけて、兄を説得するがあいかわらず耳を貸さない入江達也。そのまま「もんしろ蝶」にしけこんで酒をあおっている。泉本のり子の子ども(なんで夜の飲み屋にいつも子どもが?)はけっこう可愛がっている入江達也。

池田政典と福家美峰はまた二人で安永亜衣の家を訪問。あんたら、ぜったいデキてるでしょう。子どもの名前は「俊顯」にしたそうな。安永亜衣は、家で安産のお守りを見つけたという話を聞き、そのお守りをもらって、まだ夫との関係には望みがあるのかと思って、家を訪問。なぜかカギはあいている。そこに中から出てくる泉本のり子とその子ども。ショックで安永亜衣は、入江達也を平手打ち。

しかし今度は泉本のり子が、「あなた、あのときわたしを選んでくれるって言ったわよね」と迫ってくる。床に座り込む入江達也に泉本のり子がしがみつく。

次回予告では、福家美峰が池田政典にしがみついている。まあそうなるとは思ってたけど、どうなっちゃうのか。

そして、ファミリー劇場の春休みウィークのため、来週は1週間放送はお休み。続きは再来週から!