秘密戦隊ゴレンジャー 1-12話

秘密戦隊ゴレンジャー」1-12話、誠直也宮内洋ほか出演、東映、NET、1975

ゴレンジャーの1話から12話までをファミリー劇場で放送していて、録画分をやっと見た。じつはゴレンジャーは1話のほかは、後期のわけのわからない怪人ばっかり出てくる話しか記憶に残っておらず、はじめの方の話を見ていない(覚えていないだけ?)のである。

見てみると、基本的にちゃんとしたつくりの普通の特撮ヒーローもの。まあ、キレンジャーは相変わらずカレーでつり出されているし、なぞなぞは相変わらずだが。ちゃんと話の1本1本に、ゴレンジャーの5人とか、イーグル諜報員のお姉さんたちまでからんでいる。

最近、60-70年代のいろんな特撮ヒーローを見ているが、仮面ライダーを別にすれば、このシリーズはやっぱりおもしろい。アクションとドラマのミックスのされ方がいいし、出演者のキャラも立っている。やはりかっこいいのはアカ。誠直也は、ファイヤーマンの時から比べると非常にかっこよくなっている。というかゴレンジャーを締めているのは江戸川総司令というよりやっぱりアカだなあと実感。そしてアカが締めているので、その分アオもかっこよくなる。歴代戦隊の中でもこのアカとアオの組み合わせはやはり別格。

あとはやっぱりキか。これを見ているといつもカレーが食べたくなっていたが、いま見てもやっぱりカレーがほしくなるのでふしぎ。実際、昨日はほんとに夜中になか卯にカレーを食べに行ってしまったのだ。

お話は第1話のイーグル壊滅から、12話の銀熱仮面まで。このあたりはほとんど上原正三が書いていて話がていねい。仮面ライダーの初期のような暗さがないのに、話がちゃんと締まっているのもいいと思う。

ファミリー劇場は9月からレギュラー放送をはじめるのかと思ったら、ぜんぜんやる気配なし。いったいどうなってるの?これはちゃんと毎回録画しようと待っているのに・・・。まあ10月あたりからやってくれたほうが時間的には助かるのでいいんだけれど・・・。