フセイン・セルメット 展覧会の絵

ムソルグスキー  「展覧会の絵

   フセイン・セルメット(ピアノ)、NHK芸術劇場、2010.5.8


今日の「芸術劇場」はピアノの回。といっても、前半のアルカディ・ヴォロドスのコンサートの部分は聞き逃した・・・。で、聞いたのは後半部分、NHK教育の「スーパーピアノレッスン」でこの前まで講師をしていた、トルコのピアニスト、フセイン・セルメットが、イスタンブールのどこかの宮殿で「展覧会の絵」を演奏したソースを放送した部分。

けっこうよかった。特に、「古城」「ビドロ」あたりのところは、細かい部分の表情が豊かについていて、とてもいい感じの演奏。

で、全般的にはそれなりに満足したのだが、最後の「キエフの大門」はかなりミスが多かった。これはちょっとざんねん。「バーバ・ヤーガ」はかなりうまく弾けていたのに、シメがこうなってしまうとは・・・。録画でもなかなか撮り直しというわけにはいかないのだろうか。

スーパーピアノレッスン」でも、「展覧会の絵」は弾いていたはず。日本に来てくれたら、演奏会にはきっと行くのになあ。録画をとっておかなかったのはしっぱいだった。