2010-03-21 ビシュコフ、ヴォロディン、N響、ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 チャイコフスキー 交響曲第4番 音楽 #音楽レビュー ラフマニノフ 「ピアノ協奏曲第2番」 チャイコフスキー 「交響曲第5番」 アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ) セミョーン・ビシュコフ指揮、NHK交響楽団、サントリーホール、2010.2.17 先週の「N響アワー」で、チャイコフスキーだけはやっていたのだが、ラフマニノフも聞きたかったので、3月19日金曜日のNHK BS2でのコンサート録画の方を見ることにした。 そのラフマニノフだが、ピアノがねぇ・・・。ヴォロディンは、決して下手ではないと思う。速いテンポで弾きこなしているし。でも、ミスが多すぎ。第1楽章と第3楽章の肝心な聴かせどころで、ミスを連発。これでは落ち着いて聴いていられない。ざんねん。ビシュコフとオケはよかった。 後半のチャイコフスキーだが、冒頭のホルンのファンファーレをとちってる・・・。そこだけはとちらないでほしかったのに。第1楽章はちょっとだるかったが、だんだん調子がよくなり、第4楽章は快調なテンポで進み、オケもガンガン鳴っていた。なかなかよかったのではないでしょうか。 このビシュコフ、よい指揮者だと思う。これからもたびたびN響を振ってくれるとよいのだけれど。