R.シュトラウス ブルレスケ、チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番

R.シュトラウス  「ブルレスケ」

  若林顕(ピアノ)
  尾高忠明指揮、NHK交響楽団

チャイコフスキー 「ピアノ協奏曲第1番」

  清水和音(ピアノ)
  ジョン・アクセルロッド指揮、NHK交響楽団

N響アワー」、2010.2.14


R.シュトラウスの「ブルレスケ」は初めて聴いた。1楽章形式のピアノ協奏曲。そういえば、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲にそんな名前が付いた楽章があったような。曲はいかにもロマン派っぽい感じ。ブラームスから楽想をもらった曲だといっていたが、なるほどそんな感じ。

解説で、「これは難曲です」、と言っていたが、確かに演奏は難しそう。若林/尾高/N響は、よくがんばっていたと思う。

一方チャイコフスキーの方だが、これはダメである。演奏間違いすぎ。N響もところどころでとちっているが、ピアノの清水和音がとちり多すぎ。安心して聴いてられない。特に第1楽章がよくない。以前すごいことになっていた中村紘子ラフマニノフほどではないが・・・。

ちょっとテレビで放送する演奏ではないと思う。N響アワーは演奏会の予定が決まった時点で放送プログラムを決めているのか?演奏の出来を見て決めてないの?まあ、多分収録前に決めてしまってそのまま流していると思う。なんだかなあ。西村先生もあんまりこういうのをホメちゃダメ。

時間の都合で、カプリッチョのコーナーはなし。