松の湯

「松の湯」、広島市南区皆実町5-2-24

この「松の湯」、JT工場の跡地にできたイズミの向かいの通りをしばらく奥に入っていくとある銭湯。

とても広い、というわけではないが、ジェットバス、泡風呂、6人くらいは入れるサウナ(ドライ)、水風呂とひととおりの設備はある。男女の浴室の仕切りは、よく見るブロックではないが、色ガラス。サウナはかなり高温で、相当汗が出る。水風呂は冷たく、そこもポイント高い。

閉店は23時なのだが、このへんではふつうでしょう。

ところが、昨日行ってみたら、張り紙があり、なんとこの一月限りで閉店するのだという。昭和44年に開業してもう40年やってきたらしい。店主が高齢だからか(張り紙に店主夫婦の写真があったが、やはりおじいさん、おばあさん)、もうからないからか、両方かもしれない。ここは宇品にあるスーパー銭湯「ほの湯」と露骨に競合しているし・・・。

銭湯はこうして、知らないうちにひっそりと消えていくから油断がならない。腐海に没した村のようだ。昨日もたまたま行ってみたところが、お知らせをみて驚いた。1月中にもう一度行くかなあ。またひとつおふろがなくなるのは本当に悲しい。