ブルーオアシスIII 3D

「ブルーオアシスIII 3D」、ハワード・ホール監督、アメリカ、2008

これは先日、大阪、天保山サントリーミュージアムにあるアイマックスシアターでやっていたもの。美術館の方はエゴン・シーレとか、クリムトとか、わたしが苦手なものだったのであきらめたが、こっちは何も考えずに見ていられるので、気軽に行ってきた。

タイトル通り、海中生物のドキュメンタリー。3Dメガネをかける立体映画。もともと去年「ブルーオアシスII」は見ていたので、内容はだいたい見当がつくのだが、やはり実物はいい。体色の鮮やかな魚もいたが、主にタツノオトシゴカニイカ、エビ、オウムガイ、クラゲといったものがたくさん映っていた。海の生き物の動きと海の透明感が気持ちいい。おまけにアイマックスの大画面で見られるのだ。見ない手はないと思うのだが、日曜日夜の館内はけっこうガラガラ。いくら5ヶ月同じ番組とはいえ、アイマックスシアターはどこにでもあるものではないので、もっとたくさん客がいてもいいのに。40分という時間もちょうどいいし、海遊館のおともにもぴったりだと思うのだが。

この施設も不況のあおりで2010年度でつぶれてしまうのだという。大阪は元々美術館が少ないし、アイマックスは東京以西はここだけだったのに、もったいない。1月からのギャラリー展示は井上雄彦だというので、今度はそちらも行ってみようと思う。