ブラタモリ 秋葉原

ブラタモリ」 「秋葉原

この「ブラタモリ」、いろいろ文句はありつつ、やっていると結局見てしまう。先週の「三田・麻布」もおもしろかった。「小山湯」はひさしぶりに見られて非常になつかしかった。ちょっと調べてみると2007年1月に廃業とのこと。ざんねん。

今回は秋葉原なのだが、鉄道ファンでラジオの自作もやっていたタモリなので、いつもよりテンション高い。旧万世橋駅に隣接して船溜まりと運河があって、というような話ははじめて知った。NHK謹製のCGで運河と駅の様子がきれいに再現。NHKはなんでもできるね。

ついでに「肉の万世」ビルの上階にのぼって、旧万世橋駅のホームをきれいに映していた。あれもNHKの威力なのだろう。廃館になった交通博物館万世橋駅のホームが隣り合っている姿はなんともいえずものがなしい。

後の部分では、パーツ屋めぐり。真空管の店ではタモリは大興奮だった。こういう場面は見ている方も楽しくなるからポイント高い。それにしても、一緒に歩いているアナウンサーの久保田祐佳、「薪炭」という言葉を知らないとか、「ハンダ付け」を見たことないとか、ほんとですか?といいたくなってくる。どうもリアクションも合ってないような気がするのはわたしだけ?

秋葉原はもとは、ラジオのパーツを売る露店街から電器の町になったそうで、神田須田町あたりを歩いて往時を知る人に話を聞いていた。出てくるご老人たちが渋いし、相撲の話にすっと入っていくタモリもいい。秋葉原の昔の姿など、20年以上前のことはぜんぜんわからないので、とてもおもしろかった。

タモリが「後ろを振り返らない秋葉原で、俺は振り返ってばかりいた」と締めたところでサクっと終わり。来週もまた見てしまうと思う。