ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番 交響曲第10番

ショスタコーヴィチ 「ヴァイオリン協奏曲第1番」

   リサ・バティアシュヴィリ(ヴァイオリン)
   デーヴィッド・ジンマン指揮

ショスタコーヴィチ 「交響曲第10番」(第4楽章)

   ウラジーミル・アシュケナージ指揮

   NHK交響楽団N響アワー 2009.11.8


ショスタコ生誕100年、今日もN響アワーショスタコ特集。ヴァイオリン協奏曲第1番ははじめて聴く曲。第1楽章はもったりして陰鬱な旋律が続き、ひえーと思っていたのだが、第2楽章からピッチが上がってきて、第3楽章はとてもおもしろく聴けた。ここはパッサカリアということだ。最後は超絶技巧でじゃんじゃか弾きまくり、気持ちよく終わった、といいたいところだが、アホな客が曲が変なタイミングで「ブラボー」を絶叫。あなた、叫ぶんだったら一拍待ってからやってください。

独奏者のリサ・バティアシュヴィリ、はじめて聴くが、上手。それに美人(顔つきはきつい感じだけど)。グルジア人らしい。最近この時間に出てくるヴァイオリン弾きは女性が多いね。

交響曲第10番は時間の都合でフィナーレだけ。これも盛り上がりがすごくてカタルシスが得られる曲。よかった。すっかり堪能できました。

カプリッチョのコーナーは、「未完の絶筆」。大バッハフーガの技法モーツァルトのレクイエム、プッチーニトゥーランドットのおはなし。「未完の絶筆は作曲家の最後のまなざし」ですって。

来週は特集で90分拡大版。たのしみだなー。