モーツァルト ピアノ協奏曲第21番 ブラームス 交響曲第4番

モーツァルト 「ピアノ協奏曲第21番」

  ジョナサン・ビス(ピアノ)
  ジェームズ・ジャッド指揮

ブラームス 「交響曲第4番」(第1、第4楽章)

  ジェームズ・ジャッド指揮

  NHK交響楽団、「N響アワー」2009.10.25


モーツァルトの協奏曲を弾いたジョナサン・ビス。まだ29歳だそうだが、非常にうまい。今まで聴いたこの曲の演奏でもいちばん上の方に来る出来。流れるようなタッチ。3楽章の速く展開していくところもおみごと。1楽章のカデンツァは聴いたことのない演奏だが自作か?まあこれはちょっとついていけないところもあったけど・・・。ほんとうにいい演奏でした。

残りの時間でブラームス交響曲第4番。時間の都合で第2、第3楽章はカット。まあ、よくできていたのではないでしょうか。4楽章も引き締まった演奏だったと思う。まあ秋だし、この曲にちょうどいい季節。

カプリッチョのコーナーはカデンツァ。カデンツァは協奏曲でソリストと作曲者をつなぐへその緒ですって。このコーナーで西村先生と岩槻アナウンサーの前のテーブルにおいてある飲み物が非常に気になる。ちょっと赤みがかった酒のような液体が入っているのだが、当然二人が放送中にそれを飲む場面はなし。何が入ってるのか?放送が終わった後に二人は飲んでるのか?それともスタッフの誰かがおいしくいただいているのか?うーむ。