氷紋 6話

「氷紋」 第6章

続けてみる価値があるのかどうか微妙なドラマなのだが、風車の主題歌は聴きたかったので、6話も見ることにした。

山村聡岩下志麻の父親役で出てきて、話の構図がだいたいつかめてきた。山村聡は医学部の教授でボス。津川雅彦岩下志麻に言い寄ったのは、半分出世めあてということらしい。

看護婦で出てくる中山麻里生田悦子はあいかわらずハマっている。中山麻里は、北大路欣也にいいづらいこと(「大学に戻ってきたのは出世目当てだろ」)をずけずけ言っているし、生田悦子は、津川雅彦が妻の診察をわざと北大路欣也にやらせたことをことさらに言い立てて嫉妬心を煽る。昔の大学病院モノでは、看護婦にあまりやさしいイメージがなく、けっこうつんけんしたキツい感じの女優が割り振られていたような気がするが、これもそのひとつか。

今回はエロい場面がないねーと思っていたら(一応津川、生田の浮気密会はあるが、描写はなし)、最後に津川雅彦が嫉妬のあまり、自宅で岩下志麻を診察と称して脱がせようとする場面が・・・。岩下志麻は、「子供達が起きてきますわ」などと言っていて、雰囲気を煽りまくっている。診察だって言ってるでしょ。大胆だなあと思っていたら、いきなり電話がかかってきて場面は中断。山村聡はいきなり心臓発作で死んでしまう。そう来ますか。とりあえず、毎回一カ所はそういう場面を入れる方針らしいということはわかった。それで子供心に強烈に残っていたということか。