戦国ロック はぐれ牙 4話

「戦国ロック はぐれ牙」4話 「はぐれ牙の影を砕け」

火薬の製法を知っている一心斎の身柄を生死にかかわらず抑えろという領主の依頼を受ける冴。しかしライバルの領主も一心斎を捕らえようとしていて、別の牙集団を雇っている。この首領が、泉晶子。製作時に26歳くらい。痩せぎすの締まった体に太ももがまぶしい。

一心斎の身柄は僧どもが抑えているのだが、僧兵たちはみんな弁慶みたいな白頭巾をかぶってなぎなたを持っている。

あいかわらずの左門は僧兵の食客になり、僧の首領と問答をやっている(笑)。兵衛は牙集団の上前をはねて一心斎から火薬の秘密を聞き出そうという魂胆。

牙集団の女首領と冴は、一心斎を助け出すまではなんだかんだで協力しているが、結局対決。まあ当然冴が勝つんですが。

今回冴は正義、同情、関係なく完全に依頼だけで動いているなー、これはめずらしい、と思っていたら、最後に一心斎を逃がそうとしたところに依頼人の領主が鉄砲隊込みで襲ってきて、結局領主対冴、兵衛一党で戦争になる。領主と兵は全滅、一心斎も領主の兵に撃たれて死んでしまう。お約束です。それにしても冴はいつも依頼の報酬を受け取っていないと思うのだが、どうやって食べているのだろう?

さらに今回、冴はいつものむちを全然使わず、短刀だけ。これって圧倒的に不利だと思うのだが、冴にはぜんぜん影響はないようす。なぜ?

女首領との対決はもうちょっとひっぱってほしかったし、47分間でいろいろ詰め込みすぎ。第2話はおもしろかったが、他の話はどうも脚本のツメが甘いのだ・・・。