ムソルグスキー/ラヴェル 展覧会の絵

メンデルスゾーン 「弦楽のための交響曲第9番
コープランド 「クワイエット・シティ」
 川瀬賢太郎指揮、ロバート・シーナ(eh)、亀島克敏(Trp)

ハイドン 「協奏交響曲
 田野倉雅秋(Vn)、マーティン・スタンツェライト(Vc)、板谷由起子(Ob)、徳久英樹(Fg)
ムソルグスキー/ラヴェル 「展覧会の絵
 秋山和慶指揮、広島交響楽団/アフィニス・フェスティバルオーケストラ

広島厚生年金会館、2009.8.23

「アフィニス夏の音楽祭」の締めのプログラム(実際は、この後山形と東京で室内楽の演奏会があるらしいが)がこれ。メンデルスゾーンコープランドは小品なのかと思ったら、メンデルスゾーンは30分近くある普通の交響曲だった。これとコープランドで約45分、15分休憩でハイドン、さらに15分休憩でムソルグスキー。全部で2時間20分。長いよ・・・。

メンデルスゾーンの曲は弦楽だけだが、メロディーのきれいな曲。4楽章構成。これが14歳の時に書いた曲なんだとか。やはり天才は違いますね。これ以前に8曲も交響曲書いてるんですか・・・。
コープランドは、イングリッシュ・ホルンとトランペットと弦楽合奏のための協奏曲。トランペットはなかなかうまかった。イングリッシュ・ホルンともよく合っている。以上2曲が若い指揮者のための晴れ舞台。

ハイドンは、ソロの4人が上手にできていて安心して聴けた。広響もやればできるじゃん!そしてメインの「展覧会の絵」。これは編成が大きい。120人以上はいたか。というわけで、響きがすごかった。「キエフの大門」はホール全体がミシミシ鳴っていてとても気持ちよかった。楽員のみなさまはおつかれさまでした。

これで客はだいたい6割くらいの入り。そこそこいい演奏会なのに、もったいないこと・・・。