カラヤン/チャイコフスキー、ブラームス

チャイコフスキー 「交響曲第4番」
ブラームス    「交響曲第4番」
チャイコフスキー 「交響曲第6番 悲愴」
ブラームス    「交響曲第1番」

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

全部ユニテルによるライブ演奏の録画。時期は、1973-74年。ホールはベルリンフィルハーモニーホール。結局昨日、全部聴いてしまった。映像は全部35mmフィルムなので、非常にキレイ。どうせならハイビジョンのほうでやってくれてもよかったのに。

とにかく圧倒的な迫力。多少のキズはまったく気にさせない。個人的には、チャイコフスキー「悲愴」が一番。しかしそれ以外も甲乙つけがたい。チャイコフスキーの4番もガンガン鳴ってるし、いいなあ。

客の熱狂もすごい。まあ大スターのカラヤンだし、この演奏だし。強調すべきところをきちんと鳴らし、早いところは早く演奏しているのだが、全体としてはいいバランスでまとまっている。メリハリがきちんとついているのである。思ったよりけれんのない、王道の演奏だと思う。やはり帝王は違う・・・。

来週は、「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」。その次の週は「ばらの騎士」。さすがにこれは全部は見ないと思うが・・・。ばらの騎士くらいは見るかなあ。