ブラームス ピアノ協奏曲第2番

ブラームスピアノ協奏曲第2番」、ネルソン・ゲルナー(ピアノ)、尾高忠明指揮、NHK交響楽団、「N響アワー」、2009.6.15

5月のN響定期公演Bプロが、これと、もう一曲がやはりブラームス交響曲第2番だったようだ。しかし番組ではこっちをかけてくれてよかった。時間も番組の枠にちょうどはまるくらいの曲だし。

ゲルナーの演奏ははじめて聴いたが、これは上手い。テクニックがちゃんとしていてメリハリのある演奏。締めるところと緩めるところの呼吸がきちんと合っている。まだ若い人だが、将来巨匠になっていくんだろうなあと思う。尾高とN響の演奏はまじめ。全体として、ピアノ協奏曲としては尺も長く、難しいこの曲をよくまとめていた。この公演は行きたかったなー。名曲のわりに、名盤の少ない曲なので。そういえば、この曲はCDを持っていなかった。今度物色してみなければ。