ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」

ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」、「交響曲第9番 新世界より」から第4楽章、ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)、カルロ・リッツィ指揮、NHK交響楽団
N響アワー」、2009.5.14

ドヴォルザークのチェロ協奏曲。ペレーニの演奏はじめて聞いた。うまいなー。カザルスの弟子だそうな。第一楽章で独奏パートが変だなと思ったら、いままで聞いていたのとは違う版の楽譜で弾いていたらしい。この曲、基本的に大好きだが、特に第三楽章最後の終わらせ方が好き。そこはオーケストラもきちんと決まっていてよかった。なかなかよい演奏。

もともとこの日の公演はドヴォルザーク・プログラムだったようで、もう一曲は新世界より。時間がないのでこっちは第4楽章だけ。これも聞きやすくまとめていて、メリハリのある演奏。全曲聴きたかったのに、残念だなー。

最後の「カプリッチョ」のコーナーで池辺先生の趣味が料理だと言っていた。「ダジャレでしょ」と思ったら、自分の料理にもダジャレで名前を付けていた。「ボルロク」(ボルシチになる手前)だそうな。あいかわらずで、いいですね。「日曜美術館」が司会者の交代で、かなり見る気が失せたのに、こちらは司会者のバトンタッチがうまくいって、安心して見られる。日曜日の夜くらいは、ゆっくりしたいのでよかったよかった。