ゴジラ対メカゴジラ

ゴジラ対メカゴジラ」、大門正明田島令子ほか出演、福田純監督、東宝、1974

シリーズ14作目。初見。今度の舞台は沖縄。沖縄海洋博予定地で洞窟壁画が発見される。そういや、海洋博跡地って、今どうなってるんだろう。むかしむかし半ば廃墟と化した海上構造物を見に行った記憶があるけど・・・。今回は平田昭彦、小泉博のおなじみさんに、岸田森も登場。やっぱりこの人たちが出てこないとね。

ゴジラの助っ人は、アンギラス(最初のほうでメカゴジラにやられる)と、ご当地怪獣キングシーサー。この怪獣が出てくる時に沖縄衣装のおねえさんが、「キングシーサーの歌」を歌う。ぜんぜん沖縄の歌っぽくないメロディーで、2番まで歌ってた・・・。意味がわからない。

今度の悪者はブラックホール第三惑星人といってますが、ゴリラ人間である。顔が半分だけゴリラになったり、死ぬときに青黒く変色してゴリラ顔になるところが気持ち悪い。それと今回は東宝自衛隊はぜんぜん出てこない。まあどうせフィルムの使い回しだし、いいけどね。

メカゴジラはかなり強力。ジャイアントロボなんか眼じゃないくらい指からロケット弾を撃ちまくり、レーザーでゴジラは血みどろ。キングシーサーは使えない奴だなあ。バトルの場面はかなり盛り上がる。メカゴジラ一匹で、ゴジラキングシーサーはたじたじ。まあ最後はメカゴジラの首がもげておしまい。それにしてもこれはけっこうおもしろかった。気合いの入り方が前作とは違う。