三国演義 張松献図

三国演義」第48集 「張松献図」

今回から第三部「三足鼎立」のはじまり。益州から張松が、漢中の張魯討伐を曹操に頼むためにやってくる。しかし張松曹操の態度が気に入らないので、わざと不遜な態度で曹操を怒らせる。その後曹操の主簿、楊修とやりあってへこませてしまう。張松が、曹操注釈の孫子兵法書剽窃だといっていると聞いて、兵法書を焼かせる曹操。まあ曹操注の「孫子」は今日まで残っているわけで、演義の中で焼かれたことにされても別にいいけどね。

曹操は兵の演習を張松に見せて威圧しようとするが、相変わらず不遜な張松に怒り爆発。棒をくれて追い出してしまう。諸葛亮と?輾統はこれを知って、張松を歓待。諸葛亮のかぶりものは、やっと綸巾にもどった。この赤紫色の綸巾がいちばんお似合い。

劉備の底意を疑っていた張松も、結局落ちて劉備に西川の地図を献上することに。劉備は地図をもらってからも、同族の領地を奪うに忍びないだの、うだうだ言っているが、こちらは?輾統にあっさり説得されて兵を率いて蜀に向かう。