白蛇島

三浦しをん『白蛇島』、角川書店、2001

古い因習が残る離島、拝島を舞台にした伝奇小説というか冒険小説というか、そういう感じの小説。それなりにまとまっているような感じはする。昔のNHK少年ドラマシリーズのような感じ？しかしおもしろいかといわれるとどうか。著者のエッセイに比べるとそんなにおもしろいとは思えない。現に読んでみて一番おもしろかったのは「あとがき」の部分。三浦しをんの小説はこれがはじめてなので、もうちょっと読んでみるつもりではあるけど･･･。