硫黄島からの手紙

硫黄島からの手紙」、渡辺謙二宮和也伊原剛志主演、クリント・イーストウッド監督、アメリカ、2006

チケットももっていて早く行かねばと思っていたところ、終了まぎわになってやっと見にいけた。映画としてはまあまあか。しかし2時間余り、ほとんど退屈するところがないのは渡辺謙による栗林忠道の造形によるところ大。というか渡辺謙はめちゃくちゃおいしい役だなあ。演技もびしっと決まっている。それにアメリカ人の脚本、監督で撮られた映画として、日本軍をここまできちんと描けている映画はほかにないのではないか。間違い皆無というわけにはいかないが、ほとんど違和感なく見ていられる。どこかで「反戦映画」という評があったが、それはちょっと違うように思うが・・・。