トレイン・スポッティング

「トレイン・スポッティング」、ユアン・マクレガー主演、ダニー・ボイル監督、イギリス、1996

いまではこれも懐かし映画。これが公開されていたときに、確か錦糸町の映画館(大森だったかもしれない)に、別の映画を見に行くところだった。キレーなおねえさんたちが同じエレベータに乗り、あちらはトレイン・スポッティング目当てだった。いま見ると、元気な映画だね。昨日、「時計仕掛けのオレンジ」を見たので、よけいにそう思うのかも。出てくるのはジャンキーの人、スコットランド一汚いトイレ(ほんとに汚い)、セックス、あてのない生活。「人生を選べ、仕事を選べ・・・、けどそれがいったいなんだ」という言葉で言い当てられているのは自分の生活そのものだ。別にドラッグにもセックスにもあまり縁のない生活だけどね。何にもならない生活が、どうにかなったりすることがあるのかねぇ。