2006-05-04から1日間の記事一覧

男であることの困難

小谷野敦『男であることの困難』、新曜社、1997 第一部は漱石と志賀直哉を題材にした批評論文で、これは漱石と志賀の該当書を相当読み込んでいるか、日本文学を専攻する研究者でないとほとんど読めない。しかし第二部、第三部は非常におもしろい。特に「外国…