ドキュメント72時間 北アルプス 天空のテント村

ドキュメント72時間」、「北アルプス 天空のテント村」、NHK総合、2016.11.11


先週の放送。長野県、穂高連峰の「涸沢」という山小屋とテント村が同居しているところが撮影地。

当然登山客しか来ないが、場所が場所だけに装備が重い。カメラと三脚を持ってきている人は、74歳の女性。見たところ、年を取っている人多し。ベテランの登山者が多いということ。平日がヒマな人でないと来られないし。

山登りだけでなく、山で自炊、宴会することが目的で来ている人もいる。食べ物はともかく、酒は重いから、そんなものを持ってきついところに登ることはできないだろう。

ユーチューバーつながりとか、ギターを持って歌っている人とか、カップルで来ている人もいる。いいなあ。しかしわからないことがあっても、ここではスマホで調べることはできない。自分でやらないといけない。

夜でも、ランタンを持ってきているので、暗くはならない。最初から、電球を持ってきて、ライトアップしている人もいる。山なので、雨も降る。これはたいへん。合羽とテントでしのぐしかない。父親に連れてこられた小さい女の子もいる。5歳って、そんな子供に山歩きできるのか。母親は置いて、父親と娘だけで来ているのだ。子供はうれしそう。

雨が降ると、テントも水浸し。これはたいへんだ。前日の女の子は相変わらず元気。父親としてはこういうのがうれしいのだろう。

もう長く登山をしているおじさんは、「山は変わらない。変わるのは人間だけ」という。かっこいい。みんなが見たいのは日の出。日の出は直接は見えないのだが、山がオレンジ色に染まって非常にきれい。

山登りには覚悟がいるということはわかった。これを実践するのはたいへんだ。