さすらいの太陽 22話

「さすらいの太陽」22話、「まぼろしの歌手」


「心のうた」でデビューしたのぞみ。しかし、父危篤。のぞみのところには、「太陽テレビ」のプロデューサーが来て、番組に出演を頼んでくる。プロデューサーは、のぞみが「少し考えさせてください」というので驚く。

東京駅についたのぞみを待っていたのは、弟妹と、江川。父の病気は大したことはなく、ファニーが家族の面倒を見ると申し出た。プロデューサーは、喫茶店で江川にあいさつし、のぞみをテレビに出したいという。のぞみはそれでもテレビに出ることをためらっている。

のぞみはマスコミに追い回される美紀のようになりたくないと思っているのだが、ラジオで「心のうた」にリクエストが来ているのを聞いて、ファンのために歌うことにする。だから、レコードが出ていない「心のうた」のリクエストがなんでラジオやテレビに来るのか?歌手だけじゃなく、歌の名前もわからないのに?

一方、美紀は太陽テレビの「ミュージック・フェスティバル」にのぞみが出る予定と聞いて、愕然とする。美紀と母親は、のぞみの出演をつぶそうとわるだくみ。「心のうた」の歌手がのぞみだとわかって、マスコミがのぞみのところに殺到。しかし、美紀の母親は、「のぞみが契約金を釣り上げようとしている」というデマを流す。

太陽テレビのプロデューサーは、新聞を見て裏切られたと怒り出す。それでも直接本人に確かめてみようと、のぞみの家を訪問する。のぞみの条件というのは、「スターになるためだけの売り出し方をしないでほしい」というものだけ。結局、のぞみのテレビデビューは決定。

ひさびさに、ジュラル星人こと野原道子が登場。テレビにのぞみが出演しているのをみて、驚愕。野原道子は、のぞみの重大な秘密をバラすことを餌にして、マスコミを集める。


やっと出てきた野原道子。最初あれだけ、のぞみにつきまとっていたのに、今まで何をしていたのか。最後の活躍に期待。