さすらいの太陽 17話

「さすらいの太陽」17話、「海女の特訓」


美紀はデビュー直前で、江川にきっちりと練習をつけてもらっているが、のぞみは放置プレイ。

香田美紀のデビュー披露パーティーは、志摩半島で船を借りきって行うことになった。事前練習があるので、ホテルを一週間借りきり。江川は考えがあって、このホテルにのぞみを連れて行く。美紀は不満そう。

江川はのぞみを散歩と言って連れ出し、海女の潜水を見せて、「今日から海女の特訓をしろ。おまえは何もすることがないから、うまいアワビをとってくるように」と命令。のぞみは、わけがわからないので呆然。

のぞみはいきなり海女にされるが当然息が続かない。疲れ果てても、2個アワビを掴んできた。江川はなぜかわざわざのぞみの特訓を見に来て、「たった2つじゃないか」と、アワビを海に投げてしまう。「精一杯やったなら、あの人たち以上にとってこられなくてどうする」とムチャな注文。

江川の特訓でのぞみはどんどんアワビを採れるようになる。ド素人がそんなに簡単に潜水できるようになるのか?「あまちゃん」とは大違い・・・。

美紀のデビューパーティー。イヤミを美紀からさんざんかまされる。一方、美紀は母親のミスで楽譜をなくしてしまい、おおあわて。母親のわるだくみで、のぞみにビニール袋に入れた楽譜を泳いで船まで運ばせるというもの。無線電話で連絡したと言っているが、そんなものがこの時代にあるのか?

のぞみは必死でパーティーの船に泳いで到着。しかし楽譜は水に濡れていた。美紀はのぞみを平手打ち。のぞみは、「わたしが楽譜を口伝えで教えます」と言い出す。美紀が練習していたのに、のぞみの方が楽譜を覚えているのか?江川は、窓から様子を見て全部事情を理解する。のぞみは、海に飛び込んで帰っていく。江川は心でのぞみを絶賛するのでした。


江川の変な特訓は、のぞみの肺活量を増やすためのものだろうと思うが、いろいろと話が乱暴。これでのぞみの方が美紀より歌えるということが江川にわかるので、展開としては辻褄が合うことになっているけど・・・。