マッサン 121-124話

「マッサン」、121-124話


昭和18年(1943年)、戦局は厳しくなり、エマは女学校を卒業して、勤労奉仕。マッサンの服も国防服になった。

海軍からは、葡萄酒を作ってくれという注文が来る。葡萄酒から酒石酸を取り出し、音波探知機に使うのだ。そうなると酒石酸を取り出したあとの葡萄酒は全部手元に残るので、商売としてはいいが、人手が足りないのでマッサンは考えこむ。しかし、一馬が自分で作るというので、マッサンはこの事業を一馬に任せる。

エマは工場でいじめられているせいもあって、また家では戦争反対とか言っている。ウザいなあ。エマは一馬とすっかり仲良くなっている。

エリーが自分の部屋に入って机の中を片付けているので怒るエマ。いちおう反抗期なので、親の言うことは聞きたくないが、エリーはそれがわからない。

エマが朝食に出てこないので起こしに行くと、エマは自室にいない。と思ったら、昨日は言い過ぎたと自分から謝ってきた。

マッサンは、工場の後継者として、ブレンダーを育てる必要を感じていて、竹原の姉の息子はどうかと思っている。しかしエリーの提案は一馬をブレンダーに育てること。

エマは一馬と悩みの打ち明けあいをしながら、だんだん接近する。そのうち勝手に一馬の助手になっている。マッサンとエリーは不思議がっているが、熊虎に「エマもそういう年頃だということ」と言われて呆然とする。

俊夫は、「二人にはっきり気持ちを聞くべき」と言うが、マッサンとエリーは、エマを子供扱いしているので、迷っている。その間に、エマは一馬に「好き」と告白。

エマは突然勤労奉仕をやめたいと言い出す。工場でいじめられるより、一馬といたいのだ。しかも、両親の前で「わたし、一馬さんに恋をしているの」と言い出すエマ。マッサンとエリーはどうしていいのかわからない。

マッサンは、一馬にエマが言ったことを話すが、一馬の答えは自分もエマが好きだという。マッサンはグズグスしているが、エリーは「エマには恋愛なんてまだ早い。私は認めません。」と言い出す。

エリーはエマと二人だけで話すが、「恋愛は早すぎる。」というエリーに、エマは反抗してケンカになる。

マッサン、熊虎、俊夫、ハナがいるところに、エマが駆け込んできて、「おかあさん、大キライ」と叫び、不穏な雰囲気に。マッサンは、エリーの様子も普通ではないので、とりなそうとするが、エリーは逆に冷静でなくなっていて、全然耳を貸さなくなっている。

ラジオから軍歌が流れているのだが、曲名がわからない。北海道の土地が歌詞に入った歌もあるので曲名が知りたい・・・。