レハール/メリー・ウィドウ METライブビューイング

レハール    「メリー・ウィドウ


   ルネ・フレミング(ハンナ)
   ネイサン・ガン(ダニロ)
   ケリー・オハラ(ヴァランシエンヌ
   アレック・シュレイダー(カミーユ
   トーマス・アレン(ツェータ男爵)

   指揮:アンドリュー・デイヴィス 演出:スーザン・ストローマン、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団


METライブビューイングの今期6番目の作品がこれ。そんなものおもしろいのかなあとおもっていたが、ストーリーはたしかにくだらない。しかし、音楽はキレイだし、キャッチーなメロディがたくさんあってたのしく聞けた。

主役のルネ・フレミングがやはりうまい。さすがですね。ほかのキャストも、ヴァランシエンヌを演じたケリー・オハラほか、みなよい出来。バカっぽいストーリーも歌がきれいなら、それなりに見られるのだ。

演出は、昔っぽい、ふつうの演出。これもいい。このオペラで、前衛的なことはまさかできないから、お約束通りやってくれればよし。

しかし、この次の作品が、オッフェンバックホフマン物語」。またバカオペラ?頭は疲れなくていいかもしれないが・・・。

客はおばさま、おばあさまばかりだった。女性はこういう話が好きなんだろう。