林哲司・半田健人の昭和音楽堂 松原みき特集

林哲司半田健人の昭和音楽堂」、「松原みき特集」


松原みき特集ということだが、わたしはこの人の曲をまったく知らなかった。

【M1】 真夜中のドア/STAY WITH ME 松原みき (1979年・昭和54年)
【M2】 愛はエネルギー   松原みき (1980年・昭和55年)
【M3】 雨のちハレルヤ  松原みき   (1983年・昭和58年) 
【M4】 シャンデリア・ミラージュ  松原みき (1983年・昭和58年)
【M5】 マンハッタンのかけら 松原みき(1984年・昭和59年)
【M6】 サングラスはもういらない 松原みき(1985年・昭和60年)

この人が取り上げられたのは、9月にアルバムが出たため。しかしご本人は2004年に亡くなっているので、没後10周年になる。

非常に洋楽っぽい曲ばかり。作曲は林先生。プロデューサーから、「完全に洋楽にしてほしい」と言われたという。竹内まりやとほぼ年代が近いので、納得。

半田健人氏いわく、日本のポップスを書いている人で、歌謡曲をまったく聞いていない(年代的に)人は、いい曲はできない、と断言している。自分は最近のJPOPそのものを聞いていないので、そんなものかなあと思うばかり。

それでも、松原みきという人、歌はうまいし、趣味のいい曲を歌っている。ここでかかっている曲を歌っていたころは、この人が20才くらいの時になるが、声も歌い方もとても大人っぽい。アイドル歌手とはまったく違う路線。ジャズ歌手だったら、こういう人もいるかもしれないが、若くて大人っぽい人は確かにあまり聞かないわ。