赤毛のアン 24話

赤毛のアン」24話、「面目をかけた大事件」


ダイアナがパーティーを開いて、クラスメートを呼ぶ。お茶の後は、「命令ごっこ」。ルビー・ギリスは木登り、アンは、ジョーシー・パイに囲いの柵の上を渡らせる。ジョーシー・パイは、アンに屋根の上に登って棟木の上を歩かせることにする。これももとはアンが言い出したこと。

はしごをかけて、屋根に登り、棟木の上を渡ろうとしたアンは、屋根から落ちてしまう。叫び声に気づいたバリー夫人が飛んできて、バリーのお父さんに、グリーンゲイブルズまでアンを運ばせる。アンは足をくじいていて、マリラはすぐに医者を呼んでくる。医者の診断は、全治六週間。けっこう重いケガだった。

マリラは胸も潰れそうな思いだが、アンがグチるのに小言を言う。まあ怒っているわけではない。

新学期が始まったが、アンは学校に行ける状態ではない。ステイシー先生のことを想像するばかり。アンがはじめて学校に行ってから、1年たっている。

ダイアナは毎日アンの見舞いに来て、ステイシー先生のことをアンに話す。収穫期になって、マシュウは仕事で忙しく、マリラ
も仕事とアンの世話で忙しい。マシュウはある日、ステイシー先生を連れて来た。先生はアンの見舞いに来たのだ。ステイシー先生は、若くてきれいで明るい。ステイシー先生は、アンを窓辺にかけさせて詩を読み、アンを喜ばせる。

アンは学校に行きたいばかりに治療に専念し、医者から歩く練習をする許可が出る。アンはひさしぶりに食卓につき、マシュウとマリラにたくさん話をする。マシュウとマリラはめずらしく声を出して笑う。