私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 9話

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」9話、「モテないし、夏が終わる」


智子は、夏の思い出に優ちゃんと映画を見に行く約束をしていたのだが、ドタキャン。その代わりに優ちゃんのバイト先のカフェにケーキを食べに行くことになるが、智子は「だったら家でゲームをしていたほうがよかった…」と思うだけ。

それでも智子はカフェに出かけるのだが、あまりにも店がおしゃれなので茫然とするばかり。自分が家でゲームをしていたあいだに、優ちゃんは着実におしゃれになっていたのだ。

触発された智子は、母親に頼んでケーキ工場でバイトをするのだが、妄想の世界とは違い、ケーキ工場はおしゃれなカフェではなく、まぎれもない工場でした。智子は一日でバイトをリタイア。

あっという間に夏休みはおしまい。智子は母親から家事を手伝えと命じられる。智子は家事をまったくやらないばかりか、自分の身の回りのことさえろくにやっていないのだ。自分の部屋を片付けていると、昔遊んでいたものが次々と出てくる。なんとか片付けが終わりかけたところで、セミの抜け殻が大量に出てきた。子供の頃、弟と遊んでいた時のもの。

ついでに弟の作文が出てくる。弟となかよくしていた子供時代のもの。よみがえってきたのは昔のなつかしい思い出。

弟は流星群を見に外出した。智子は、ひとりでコンビニにカップ麺を食べに出かけ、ベンチでひとりカップ麺を食べる。

「つらいことや哀しいことは人生を楽しむためのスパイスだって何かの本で見たけど…」、自分の人生にはスパイスしかないことに涙する智子。野良猫が近寄ってきたので、おにぎりをあげるとすりよってくる。猫を抱き上げて流れ星を見る智子。


今回も屈指の名作回。高校生で自分の人生に苦いものしかないことを知ってしまったらつらいわ。満天の星の下で猫を抱き上げる智子をみているのもつらい。このアニメ、毎回見ていてつらいが、見るのをやめられない。