ヲルガン座ムンムンルージュ

「ヲルガン座ムンムンルージュ」

     Safi
     
     Nori

     フラメンカいづみ

     ゴトウイズ

  ヲルガン座、2012.8.3



広島にある小さな喫茶店兼ライブスペース、ヲルガン座。そこであったショーがこれ。まあ、バーレスクとフラメンコをかわりばんこにやるというもの。

バーレスクははじめて見たが、なるほどこういうものですか。おしりや腰の振り方、踊りのテンポやタイミングのとり方はさすがという感じがする。この「Safi」というダンサーは、ベリーダンスもやっている人で、胸を出した踊りをしていたのはこの人だけ。脱ぐだけのことはあって、おっぱいは大きい。「Nori]という人も、もとはベリーダンスの人。見せ方は負けているが、踊りのテクニックはこちらの人のほうがあるんじゃないかと思った。

フラメンコのほうは、ギターを持ったおじいさんと、歌うたいのおねえさん(スペイン語でガンガン歌う)とダンサーの3人によるショー。ダンスも非常に決まっていたが、ギターと歌が非常によかった。超絶技巧で、ダンスとの合わせ方も完璧。この劇場は非常に舞台が小さいのでやりにくいとおもうのだが、工夫してきちんとやっていた。

というわけで、フラメンコは非常によい、バーレスクはまあまあという感じなのだが、あいまに店の主人であるゴトウイズミ女史が自分のショーをやる。バーレスクとフラメンコではぜんぜん肌合いがちがうので、このショーで接着しようということなのかもしれないが、とりあえず長いよ。わたしはダンスを見に来ているので、幕間ショーはそんなにやらなくてもいい。しかも15分押して始まり、途中の休憩が20分以上あり、8時開始予定のショーが終わったら11時。ここは指定席ではないので、席をとるために7時半には行っていなければならず、終わったらクタクタだ。

バーレスクとフラメンコはちょうど2時間になるように組まれていたので、あいだの休憩10分とって時間通りにやれば10時すぎには終わっていたはず。客はアホっぽい若い女の子が多くてやたらキャーキャー言っているし、なんとかならないのか?という感じ。こんなに若い女の子をウザイと思うことはなかなかないわ。というわけで、ショー全体としては微妙なところ。