坂道のアポロン 6話

坂道のアポロン」6話、「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」

この回、うっかりして録画しそこねた。始まって8分くらいしてやっと気がついた。大失敗。このBSフジでの放送が一番遅いので、これを見られなかったら、ソフト化されないとリカバーできないのに…。おまけに、これは全話録画保存するつもりだったのに…。もうがっかり。

それはともかく、話そのものはあいわからず快調。この回から、薫、千太郎、律子が2年生になり、松岡星児という新しいキャラが出た。マッシュルームカット、ビートルズファンで、千太郎をバンドに誘う。薫はこの松岡がかなり気に入らないようす。自分が昔、友達に冷たくされてしまったっことを思い出しているのだ。丸尾くんというのも出てきた。こっちもギターはうまい。無線部。

薫は、百合香と話をしていて、東京に行った時のことをはっきり話し、百合香がひそかに傷ついているのを知る。そんなことは知らない千太郎は、百合香とデートするが、話題は淳一のことばかり。

薫、千太郎、律子は、松岡、丸尾らと子供たちといっしょに潮干狩りに出かける。そこで千太郎は、松岡らの誘うバンドに一時的に加わることを承諾し、薫はそのことがショックで、千太郎をむりやり遠ざけてしまう。



薫の子供っぽい行動が、これって高校生ドラマだったなーということをあらためて思い出させる。自分の親友が別の友だちをつくると、自分がもはや親友に必要とされていないかのように思い込む、ありがちな嫉妬。でもこれはわかるわ。この話、見ている人の気持ちへの入り方が上手で、ひとつひとつのエピソードが心をひっかく。見ていてちょっとつらい。