野獣捜査線

「野獣捜査線」、チャック・ノリス、ヘンリー・シルヴァ、バート・レムゼンほか出演、アンディ・ディヴィス監督、アメリカ、1985

むかしなつかしのチャック・ノリス映画。チャック・ノリスは麻薬捜査班のリーダー。入念に準備された麻薬の手入れを敢行するが、謎の男たちが介入してきて捜索は失敗。おまけに同僚の刑事が関係ない子供を誤射してしまい、あろうことか死んだ子供に銃を握らせて誤射の事実を隠蔽しようとする。

チャック・ノリスは、麻薬とカネをかっさらった一味を突き止めるが、麻薬とカネを奪われたマフィアもその事実を知って、横取りした一家を皆殺し。一人残った娘にも組織の手が伸びる。一方、チャック・ノリスは、誤射した刑事を告発しようとして警察内部で孤立。組織が娘を誘拐した倉庫に、ノリスは一人で向かっていき、マフィアどもをなぎ倒すのでした…。

チャック・ノリスのアクションは銃がメインで、今回はあんまり空手は出てこない。しかし倉庫でマフィア数十人を片っ端から射殺するガンアクションは爽快。50メートルは離れていそうなところから拳銃で撃っても、チャック・ノリスは百発百中だ。当然ですが。

ロボコップ」に出てくるロボットマシーンみたいな、自動操縦の装甲車が出てきて、こちらは警察に反抗するわけでもなく、マフィアを撃ちまくる。しかしこのロボット装甲車、はっきり言っていらんなあ。チャック・ノリス一人でじゅうぶんだ。とにかく一人で悪に立ち向かうノリス大先生がひたすらかっこいい。時間が短いのもいいと思う。