林哲司・半田健人の昭和音楽堂 リクエスト特集

林哲司半田健人の昭和音楽堂」 「リクエスト特集」


この回は「リクエスト特集」。リストはこれ。

1 ・ 「乙女花」 / 半田健人のアルバム「せんちめんたる」(2014年5月28日発売)
2 ・ 「白い約束」 / 山口 百恵 (1975年・昭和50年)
3 ・ 「あずさ2号」 / 狩人 (1977年・昭和52年)
4 ・ 「窓ガラスのへのへのもへじ」 / さそり座 (1985年・昭和60年)
5 ・ 「傷心」 / 大友 裕子 (1978年・昭和53年)

あいかわらず一曲目は、半田健人の新アルバムから。スタジオミュージシャンは、譜面をそのまま渡して、さあ弾いて、と言われてちゃんと揃うという。林、半田両氏に言わせると、「クラシックは、あんなに何回も練習しているんだから、できてあたりまえだろ」とのこと。「歌謡曲は、3テイクか4テイクでとっているのだから、クラシックくらい練習させてもらえば、もっといいものができる」とも言っている。んー、そんなふうに見えるのかねぇ。

「白い約束」は、山口百恵のベストアルバムを自分で持っているので知っているが、そんなにメジャーではない、と思う。半田健人も、自分が子供の頃は、山口重茂はすでに引退していた人なので同時代ではないが、「あんなに大人は10代ではいない」と言っている。それはそうだ。あの若さで大成していることは異常。

あずさ2号」は、これもリクエスト者は16歳の人。これは曲は大ヒットしたので知っているが、なかなか16歳でこの曲はリクエストしないと思う。前半の静けさとサビの盛り上がりの対照がはっきりしている。半田健人いわく「都倉ニズム」。「狩人は、自分の大ヒットで首をしめた」とも言っている。

「窓ガラスのへのへのもへじ」は、ポプコンの曲。「さそり座」というのは、14歳の中学生コンビの歌だという。林、半田両氏も、「今日はじめて聞く曲」と言っている。もちろん自分は知らない。聞いてみると、中学生の幼い歌声ではあるが、非常にいい曲。

「傷心」は、大友裕子という人だが、この人も知らないわ。林先生は、「曲を書いたような気もするけど、忘れてた」とのこと。ハスキーな、特徴のある声。半分割れているような、きれいとはいえない声だが、すごい声量で「パンチがある」ことはわかる。この人もポプコン出身。

この番組は、いつものテーマ特集の時は曲数を増やす必要からか、ワンコーラスで終わりだが、リクエストの時はフルコーラスかけてくれる。これはありがたし。