別冊アサ秘ジャーナル

「別冊アサ秘ジャーナル」、2012.12.24


年末、クリスマスにやっていたこの放送。12月上旬にいきなりやっていた回は見逃したので、今回は何としても見たかった。しかしこの番組、局のサイトを見ても、放送日すら乗っていないありさまで、まともに見せる気があるのかないのか、よくわからない。

この回は年末特別編で、これまでの放送の総集編。2年分の放送のおいしいところをまとめてくれるので、新参の視聴者には非常にありがたい企画。録画できてよかった。

まず新宿の雑居ビルにある店、SAMURAI。招き猫だらけのジャズバーだが、マスターは天狗の面をかぶって登場。あやしい。俳句朗読ライブとか、よくわからないが、その俳句がさらによくわからない。お客さんがこないので、天のお告げで招き猫を集めたとか言っている。

次、那須トリックあーとぴあという変な美術館。トリックアートの美術館だ。システィナ礼拝堂を5分の1サイズで再現したというけっこうすごい建物がある。

次、愛知県の紫峰人形美術館という私設の美術館。紫峰閣というからくり人形が都踊りを踊っている。

次、三重県ルーブル彫刻美術館という、ルーブルの彫刻の模刻を集めた美術館。ルーブル美術館には何の関係もない「ほんとうに手が千本ある千手観音」というのがおいてある。ほんとうに千本あるものは日本に3体しかないらしい。

次、愛知県の「お菓子の城」菓子メーカーの私設美術館だが、高さ20メートルのウェディングケーキとか、砂糖でつくった建築がゴロゴロおいてある。

次、大阪府の「小阪城」。私設のお城。むちゃくちゃ狭い階段をのぼると、住宅街にあるミニミニ天守閣のようすがわかる。

次、沖縄県の」ぼんさいカフェゴールドホール」。地下が本物の鍾乳洞。外は急斜面につくられた巨大な空中庭園。これはちょっとすごい。

この後は巨大仏。ルーブルなんちゃらと同じ経営者の「大観音寺」。金色の大観音像がある。33メートルだと。北海道には、」北の京 芦別」というレジャーランドにある巨大観音。福岡県久留米市には、「成田山久留米分院」。ここも観音様。子連れである。千葉県富津市にあるのは東京湾大観音。上からは東京湾を一望できる。そして茨城県牛久市牛久大仏。120メートルだ。デカい。彼方には東京スカイツリーが見えている。周りに高い建物がないので、圧倒的な高さ。群馬県には、高崎白衣観音

お次は地獄めぐり。まず静岡県の伊豆極楽苑。ここは都築響一の本で見たことあるわ。家族でやっている地獄めぐり。ガイドのおばちゃんがおもしろい。それからタイ。ワットプートウダムというタイのお寺。コインを入れると動くギミックがかなりおもしろい。次は石川県のハニベ巌窟院。これは放送を見た。

お次は動物編。デカいウミガメ、陸亀もデカいわ。交尾シーンが写っていて笑える。多数のトラとライオンの剥製。ネコの原種もいた。それにヘビ。ヘビが冷凍のラットを食べるショーがある。ビルマニシキヘビでかすぎる。

次はエッチ系スポット。京都府の「一銭洋食」エロい絵馬だらけ。あとはエッチなマッチ。北海道の坂会館は、緊縛人形ばかり。静岡県まぼろし博物館。ストリップ劇場がある。あとは妊娠の様子を人体模型にしたものとか。

次は危険編。さむらい刀剣博物館。真剣だらけだ。もちろん居合もやっている。大麻博物館は、葉っぱと花以外のものはたいていある。世界のナイフ資料館は、いろんなナイフを集めている。巨大バタフライナイフおもしろい。次はヌンチャクの実演。かなり危なそう。

次は名物館長編。ケネディー電気のおじさん、明らかにおかしい。昼間から服きて風呂に入ってる。それから那須戦争博物館。これは見たことあるな。なんだか乃木将軍みたいなおじさんだ。戦艦大和はトラトラトラの撮影で使われたものだと言っている。これも那須にある仮面館。全部手製の面だらけ。龍音寺の住職は、エロ漫画家ふう。寺もエロ系だ。縄文博物館のじいさんは、言っていることがよくわからない。房総中央鉄道館のおじさんは、ノリノリの鉄オタ。命と性ミュージアムの館長と奥さんはまじでイッている感じ。

ラストは出演者3人が選んだベスト3。玉袋セレクションは、滋賀サファリ博物館。龍ガ岩洞、珍宝館。珍宝館のおばちゃんはおもしろすぎる。江口セレクションは、太陽公園、洞窟観音、沢田マンション。沢田マンションは安定のおもしろさ。水道橋セレクションは、洞窟観音、夢ハウスあずさ号、ワットパーラックローイ(タイ)。タイは、都築響一が案内してる。

この番組はただでさえ濃いのに、総集編は特濃でげっぷが出そう。見られて良かったけど。